市町村防災行政無線システム

■デジタル固定系システム



親局装置
    

市町村役場と屋外拡声子局や地域の各家庭や事業所等に設置される個別受信機を無線で結び、 市町村役場から地域住民に災害・行政情報などを伝達するために使用されております。
又、情報を同時又は地区別に一斉通報できるのが特長です。

導入の効果
×災害時
  非常災害時の警報、避難指示の伝達により、人命の救助、財産の保全に役立っております。
〇平常時
  日々のさまざまなお知らせを早く広範囲に伝えることができ、広報活動の大きな力となっております。



デジタル移動通信システム

260MHz帯
複雑・多様化する災害に正確。迅速に対応するデジタル移動通信システムです。

デジタル通信移動システムは、非常災害時に市町村村役場の災害対策本部が中心となり、 防災関係機関(消防・警察・国及び県の出先機関)と生活関連機関(医療・電力・ガス・ 通信・運輸・交通・金融・教育・農協・漁協・森林組合・自主防災組織など)を無線回線で結び、 通信連絡網が確保できます。 また、本システムはデジタル無線のため、複信通信、高速データ通信による画像の収集などが行え、 防災情報システムなど他のシステムとの連動が可能です。

特 徴
デジタル移動通信とは
従来の地域防災無線システムは800MHz帯でしたが、高度情報化に対応するためにデジタル化され、 260MHz帯のデジタル移動通信システムに変わりました。
これにより、伝送速度の高速化を実現、データ加工が容易、通話の秘話性向上など通信の多様化と利便性に柔軟に対応できるシステムに生まれ変わりました。
周波数の有効利用が可能
TDMA方式採用により、周波数の有効利用が可能になりました。(1キャリアを4分割して利用できます)
複信通信が可能
電話感覚での通信が可能となり、簡単にそしてスピーディに通信ができます。 (プレストークボタンの押下操作は不要です)
高速データ通信が可能
FAXや静止画像などのデータを高速で伝送することができます。これにより、被災地や危険区域などの状況を画像で監視することができます。
他システムとの連動が可能
防災情報システムなど他のシステムと連動することができますので、幅広い災害情報収集活動が可能です。